形にこだわる指導はとても危ない! ゆるんだ身体でセンターを鍛えましょう!
骨も筋肉も柔らかい子供のうちから、無理やり足のポジションを180度に開かせ(ターンアウト)たり、高度なテクニックを要求したりすると、股関節周りや足首や腰、背中や胸に力が入りすぎて筋肉を固めてしまい、O脚や外反母趾などの原因を作るだけでなく、ケガのためにせっかくの才能も開花せずに終わってしまうことにも為りかねません。
楽しくユニークなレッスン
当スタジオは、「ゆる体操」を取り入れたユニークで楽しいレッスンをしながら、心身共に柔軟性を身につけ、難しいテクニックも無理なく自然にできる素晴らしい身体になることを目指しています。
『ゆる体操』は、運動科学総合研究所所長である高岡英夫氏が開発した体操法で、今や日本のトップアスリート達がこの体操を取り入れ、優秀な成績を収めている画期的なトレーニング方法です。とても簡単に取り組めるだけでなく、体操後は代謝が上がり体が温かく気持ちが良くなるので、一瞬これがトレーニング??と思う程気楽な体操ですが、実は非常に奥が深く、やればやるほどその魅力にはまってしまいます。
私はこの体操を知った瞬間「これだ ! これこそバレエには絶対必要なトレーニングだ !! 」と思いました。
ゆる体操はセンターが明確に表現されている
なぜならバレエには欠かすことのできない“センター”が非常に明確に表現されていたからです。
多くの人が‘センター’という言葉を知っていても、それが身体のどこを通ってどこにつながっていくのか、あやつり人形のように吊られているのは、いったいどこから吊られているのかを正しく具体的に教えてくれた指導者が今までいたでしょうか?
私はこの体操と出会うまで‘センター’のあの吊られ感はダンサーだけが感じる何か特別な存在のものだと思っていたのですが、実はセンターは誰にでも備わっている本質的意識で、しかも赤ちゃんの頃は潜在的に強く感じていたはずなのに、年齢とともに体がコリ固まり意識がだんだんと薄くなっていくものなのだそうです。
優れたセンターはゆるんだ身体から生まれる!!
優れたセンターを持つ者こそハイレベルのパフォーマンスの出来る人!!
それが高岡先生の理論です。
もともと誰にでも備わっていたものなら思い出せばいいのでは?しかも簡単に思い出す方法がある!それがレッスンにゆる体操を取り入れようと思ったキッカケです。
身体の本質を磨く体操
『ゆる体操』は、センターを簡単に意識することが出来るものの他に、身体を引き上げる(浮かせる)ために必要な
腸腰筋を簡単に鍛えることが出来たりと、身体の深いところまで効いていくように計算しつくされたスゴイ体操です。
他にも、ターンアウトするために必要な股関節周りを開発出来る体操や、アームスをきれいに動かすための腕・脇・肋骨の開発が可能な体操、また観客とうまくコミュニケーションの取れるようになる呼吸法など、一事が万事まるでバレエのために作られた体操ではないかと思われるほど魅力のあるトレーニング方法です。
しかもその体操が簡単で楽にできるとなればやらない手はないでしょう・・・
また、身体がゆるんで優れたセンターを持つ者は人間的にも社会的にも優れた能力を発揮し、各分野で有能なリーダーとして活躍している人もいるということも高岡先生の著書で知りました。
「あの人の軸にはブレがない」とか「筋の通った考え」「首尾一貫した姿勢」という表現にあてはまる人がまさしく優れたセンターの持ち主です。
バレエを習いに来る子供達は皆、「踊ることが楽しくて好き!」とか「綺麗な衣装を着て舞台に立ちたい」と思っていたとしても、将来プロを目指そうと思っている子はごく少数だと考えます。
プロのバレエダンサーを目指す人だけでなく、スポーツ選手や芸術家、政治家、医者、教師、ビジネスマンでも主婦でもOLでもセンター(軸)が関係しない分野は存在しません。どんな世界を目指したとしても優れた身体作りが出来るのがこの『ゆる体操』です。
“人間は身体あっての人間だ”という高岡先生の言葉どおり『ゆる体操』は身体の本質を磨く体操なのです。
私はバレエを通じて優れたセンター、正しい身体の使い方を指導し、将来子供達自身が選んだそれぞれの世界で素敵な大人として輝いていくためのサポートをしたいと思っております。
















